誰得
2011年05月23日
POS DISTORTION DT-1 - True Bypass & Germanium MOD -
★主な仕様★
・電源:DC IN 9V (センターマイナスアダプター/バッテリー)
・LEVEL/TONE/DIST
★メンテナンス概要★
・ケースを分解し、外部、内部、基盤を洗浄清掃しました。
・ハンダ不良箇所は再ハンダしました。
・オーバーホールを実施し、破損部品は新品へ更新しました。
・電源:DC IN 9V (センターマイナスアダプター/バッテリー)
・LEVEL/TONE/DIST
★メンテナンス概要★
・ケースを分解し、外部、内部、基盤を洗浄清掃しました。
・ハンダ不良箇所は再ハンダしました。
・オーバーホールを実施し、破損部品は新品へ更新しました。
★カスタム方針★
1.内部基板の劣化部品オーバーホール
2.壊滅的な劣化を誇るバイパス音を改善するトゥルーバイパス化
3.元来の粒の荒さを活かしたゲルマニウムドライブの実現
4.IC変更と電子スイッチ回路廃止に伴う低雑音化
1.内部基板の劣化部品オーバーホール
2.壊滅的な劣化を誇るバイパス音を改善するトゥルーバイパス化
3.元来の粒の荒さを活かしたゲルマニウムドライブの実現
4.IC変更と電子スイッチ回路廃止に伴う低雑音化
★モディファイに伴う変更点★
1.オーバーホールの実施
各部詳細な検査を実施、不良箇所は交換、調整を行ないました。
ジャック等は接点の研磨を行ないました。
交換部品数、改良箇所、定数変更、合わせて変更箇所数十箇所におよぶ部品交換を実施しています。
生産年数を考慮して定数変更の実施を行なわない箇所も劣化部品は全て新品へ更新しました。
モディファイ前の段階で不具合が一切無い状態に戻した上で下記調整を行なっています。
2.全キャパシタの再選定とサウンドチューニングと電源の強化
オーバーホールをかねてコデンサーを一式更新致しました。
本機は全般的にISOを取得していない中国の工場で生産された部品類が使用されています。
(補足しますが、現在では中国でISOを取得している会社はかなり多いです。)
Jランクと記載がありながら、実際は20%程度誤差があるなど香ばしすぎる構成です。
基本的に搭載されているコンデンサーは全て信頼性にかけるものです。
搭載コンデンサーは電子スイッチ回路を除きすべてオーディオグレード品に変更しました。
↓モディファイ後基板
3.トゥルーバイパス化によるバイパス音劣化の改善
本機はバイパス音が非常識なレベルまで劣化することで有名です。
クリーンチャンネルに接続するとウーマントーンのようにこもったバイパス音になります。
電子スイッチが上手く機能していないためエフェクターという商品として成立してないレベルです。
電子スイッチ回路は廃止し、トゥルーバイパス方式の機械式スイッチを採用しました。
本体ペダル部中央に機械式スイッチを増設してペダルが上下しないように固定しています。
トゥルーバイパス方式につき、バイパス時の音痩せ、劣化も皆無です。
原音そのままの音とエフェクト音を自在に切り替えて使用できます。
4.粒の粗さを活かしたゲルマニウムドライブ回路の搭載
初期のサウンドはまさにB級エフェクターといった感じのブツブツした粒の大きいドライブです。
チープではありますが、なぜか極端に悪い印象の残らない音質として有名です。
ゲルマニウムファズとディストーションを足して割ったようなイメージです。
この粒の粗さを活かして、ドライブ回路に一部ゲルマニウムダイオードを採用しました。
ゲルマニウムっぽい音質を正真正銘のゲルマニウムドライブに変更しています。
特有の潰れ感や、搾り取られるようなサスティンはゲルマニウムならではです。
リードプレーではパワー感を損なわない勢いのあるフレージングが可能です。
バッキングには向きませんが、力強いドライブは独創性溢れるサウンドメイキングが可能です。
5.ノイズレス化
本機は電子スイッチ回路とICに伴うノイズがかなり目立ちます。
初期のオペアンプは日本製に見せかけた中国製が使用されています。
JRC4558を元に設計したと思われる2回路IC4558が搭載されています。
サウンドはそこそこ似てますが、ノイズが多く、耳障りな増幅をします。
ICは本家NJMシリーズの低雑音品種に変更しています。
電子スイッチ回路はトゥルーバイパス化により廃止になったため、この分のノイズは低減しました。
ノイズは初期状態よりかなり低減され、トゥルーバイパスもあって使いやすくなりました。
6.電源LEDの交換
電源LEDを高輝度LEDクリアリーフφ3mmに変更しました。
各部詳細な検査を実施、不良箇所は交換、調整を行ないました。
ジャック等は接点の研磨を行ないました。
交換部品数、改良箇所、定数変更、合わせて変更箇所数十箇所におよぶ部品交換を実施しています。
生産年数を考慮して定数変更の実施を行なわない箇所も劣化部品は全て新品へ更新しました。
モディファイ前の段階で不具合が一切無い状態に戻した上で下記調整を行なっています。
2.全キャパシタの再選定とサウンドチューニングと電源の強化
オーバーホールをかねてコデンサーを一式更新致しました。
本機は全般的にISOを取得していない中国の工場で生産された部品類が使用されています。
(補足しますが、現在では中国でISOを取得している会社はかなり多いです。)
Jランクと記載がありながら、実際は20%程度誤差があるなど香ばしすぎる構成です。
基本的に搭載されているコンデンサーは全て信頼性にかけるものです。
搭載コンデンサーは電子スイッチ回路を除きすべてオーディオグレード品に変更しました。
↓モディファイ後基板
3.トゥルーバイパス化によるバイパス音劣化の改善
本機はバイパス音が非常識なレベルまで劣化することで有名です。
クリーンチャンネルに接続するとウーマントーンのようにこもったバイパス音になります。
電子スイッチが上手く機能していないためエフェクターという商品として成立してないレベルです。
電子スイッチ回路は廃止し、トゥルーバイパス方式の機械式スイッチを採用しました。
本体ペダル部中央に機械式スイッチを増設してペダルが上下しないように固定しています。
トゥルーバイパス方式につき、バイパス時の音痩せ、劣化も皆無です。
原音そのままの音とエフェクト音を自在に切り替えて使用できます。
4.粒の粗さを活かしたゲルマニウムドライブ回路の搭載
初期のサウンドはまさにB級エフェクターといった感じのブツブツした粒の大きいドライブです。
チープではありますが、なぜか極端に悪い印象の残らない音質として有名です。
ゲルマニウムファズとディストーションを足して割ったようなイメージです。
この粒の粗さを活かして、ドライブ回路に一部ゲルマニウムダイオードを採用しました。
ゲルマニウムっぽい音質を正真正銘のゲルマニウムドライブに変更しています。
特有の潰れ感や、搾り取られるようなサスティンはゲルマニウムならではです。
リードプレーではパワー感を損なわない勢いのあるフレージングが可能です。
バッキングには向きませんが、力強いドライブは独創性溢れるサウンドメイキングが可能です。
5.ノイズレス化
本機は電子スイッチ回路とICに伴うノイズがかなり目立ちます。
初期のオペアンプは日本製に見せかけた中国製が使用されています。
JRC4558を元に設計したと思われる2回路IC4558が搭載されています。
サウンドはそこそこ似てますが、ノイズが多く、耳障りな増幅をします。
ICは本家NJMシリーズの低雑音品種に変更しています。
電子スイッチ回路はトゥルーバイパス化により廃止になったため、この分のノイズは低減しました。
ノイズは初期状態よりかなり低減され、トゥルーバイパスもあって使いやすくなりました。
6.電源LEDの交換
電源LEDを高輝度LEDクリアリーフφ3mmに変更しました。
☆★商品説明★☆
誰も望んでいないと思われますがPOSのディストーションをモディファイしました。
ありとあらゆる要素のパロディで構成されている本機はB級マニア必携の一台です。
変り種好きなプレーヤーは一度は使用したことがあると思われます。
パロディのみで構成されている本機からはチャイニーズメイドのプライドの高さを窺い知れます。
見た目、サウンド、品質、どれを取ってもチープの一言で説明が付くのも本機の大きな特徴です。
(元となる機種があって、その回路図が100%流用にならないように【=オリジナルと主張できる要素を残すため】適当にキャパシタとレジスタの定数を上下させただけなように思えてなりません)
それでもどこか愛嬌があるという本機は、使わないのになぜか手放せないという方が多いと思います。
そんな小憎らしいストンプに技術力の無駄遣いともいうべきモディファイを実施しています。
モディファイについての詳しい説明は上記記載事項をご確認下さい。
トゥルーバイパスによりバイパス時の難点が完全解消され、ノイズも激減して使いやすくなりました。
ゲルマニウムダイオードを搭載し、サウンドも本物のゲルマニウムドライブです。
∞∞∞下記をクリックで外部販売サイトへジャンプします∞∞∞
Yahoo!オークション 電子楽器逆行進化論
POS DISTORTION DT-1 - True Bypass & Germanium MOD - EF046
※追記
申し訳ありません、2013年1月末日をもちまして在庫3台分が完売となりました。
作成当初は利用者が現れるとは思っていなかったのですが、ユーザー様からリード用や飛び道具として活用いただいてるとの連絡を受けて大変うれしく思います。
2000年代までは倉庫在庫の新古品も出回っていたため容易に入手できたのですが、現在は制作当初より本機の入手が難しくなってしまったため、今後制作の予定はありません。
誰も望んでいないと思われますがPOSのディストーションをモディファイしました。
ありとあらゆる要素のパロディで構成されている本機はB級マニア必携の一台です。
変り種好きなプレーヤーは一度は使用したことがあると思われます。
パロディのみで構成されている本機からはチャイニーズメイドのプライドの高さを窺い知れます。
見た目、サウンド、品質、どれを取ってもチープの一言で説明が付くのも本機の大きな特徴です。
(元となる機種があって、その回路図が100%流用にならないように【=オリジナルと主張できる要素を残すため】適当にキャパシタとレジスタの定数を上下させただけなように思えてなりません)
それでもどこか愛嬌があるという本機は、使わないのになぜか手放せないという方が多いと思います。
そんな小憎らしいストンプに技術力の無駄遣いともいうべきモディファイを実施しています。
モディファイについての詳しい説明は上記記載事項をご確認下さい。
トゥルーバイパスによりバイパス時の難点が完全解消され、ノイズも激減して使いやすくなりました。
ゲルマニウムダイオードを搭載し、サウンドも本物のゲルマニウムドライブです。
∞∞∞下記をクリックで外部販売サイトへジャンプします∞∞∞
Yahoo!オークション 電子楽器逆行進化論
POS DISTORTION DT-1 - True Bypass & Germanium MOD - EF046
※追記
申し訳ありません、2013年1月末日をもちまして在庫3台分が完売となりました。
作成当初は利用者が現れるとは思っていなかったのですが、ユーザー様からリード用や飛び道具として活用いただいてるとの連絡を受けて大変うれしく思います。
2000年代までは倉庫在庫の新古品も出回っていたため容易に入手できたのですが、現在は制作当初より本機の入手が難しくなってしまったため、今後制作の予定はありません。
solidstation at 20:28|Permalink│Comments(0)│
2011年01月31日
ソリッドステーションではツイッターアカウントを所持していません
ソリッドステーションはTwitter(ツイッター)にてアカウントを作成しておりません。
2010年頃から『solidstation555』の登録名でソリッドステーションの名を騙る偽のツイートにご注意ください。
ツイートしている内容はアフィリエイトリンクの掲載や下劣な文章でのつぶやき、よそ様の批判、ラジオなどの投稿ネタのコピペ等とのことです。
今のところソリッドステーションでは当ブログ、「ソリッドステーション ~ギターアンプ逆行進化論~ 」以外で情報を発信することはありません。
ソリッドステーションの名を騙っても確実に需要が無いと思うのですが・・・。
NEXT803
2010年頃から『solidstation555』の登録名でソリッドステーションの名を騙る偽のツイートにご注意ください。
ツイートしている内容はアフィリエイトリンクの掲載や下劣な文章でのつぶやき、よそ様の批判、ラジオなどの投稿ネタのコピペ等とのことです。
今のところソリッドステーションでは当ブログ、「ソリッドステーション ~ギターアンプ逆行進化論~ 」以外で情報を発信することはありません。
ソリッドステーションの名を騙っても確実に需要が無いと思うのですが・・・。
NEXT803
solidstation at 12:24|Permalink│Comments(0)│