MODIFY
2012年02月19日
BOSS STEREO EFFECTS PROCESSER SE-50 Ultra Clean - ELITE MODIFY -

☆★商品情報★☆
■ブランド BOSS(ボス)
■商 品 名 STEREO EFFECTS PROCESSER PRO
■品 番 SE-50
■状 態 Ultra Clean ELITE MODIFY(オリジナルエリートモディファイ品)
★主な仕様★
・電源:AC IN12V (BOSS BRB-100/ACアダプター駆動専用)※アダプターは付属しません
・消費電流:1A
・外形寸法:W218×D235×H44(mm)
・メモリー数:ユーザーズ・メモリー100種類、プリセット・メモリー28種類
・サンプリング周波数:48kHz/32kHz(アルゴリズムにより自動切り替え)
・定格入力レベル:-20/+3dBm(出力レベルと同時切り替え)
・定格出力レベル:-20/+3dBm(入力レベルと同時切り替え)
・インプットレベル:L(mono)/R
・SW:ナンバー、パラメーター、バリュー、ライト、エグジット、ユーティリティー、エフェクト、電源
・入出力端子:インプットL(mono)/R、アウトプットL(mono)/R、リモート×1、MIDIin/out

★メンテナンス概要★
・ケースを分解し、外部、内部、基盤を洗浄清掃しました。
・ハンダ不良箇所は再ハンダしました。
・オーバーホールを実施し、破損部品は新品へ更新しました。
・オーバーホール実施後、下記方針に基づきエリートモディファイを実施しました。
・電源:AC IN12V (BOSS BRB-100/ACアダプター駆動専用)※アダプターは付属しません
・消費電流:1A
・外形寸法:W218×D235×H44(mm)
・メモリー数:ユーザーズ・メモリー100種類、プリセット・メモリー28種類
・サンプリング周波数:48kHz/32kHz(アルゴリズムにより自動切り替え)
・定格入力レベル:-20/+3dBm(出力レベルと同時切り替え)
・定格出力レベル:-20/+3dBm(入力レベルと同時切り替え)
・インプットレベル:L(mono)/R
・SW:ナンバー、パラメーター、バリュー、ライト、エグジット、ユーティリティー、エフェクト、電源
・入出力端子:インプットL(mono)/R、アウトプットL(mono)/R、リモート×1、MIDIin/out

★メンテナンス概要★
・ケースを分解し、外部、内部、基盤を洗浄清掃しました。
・ハンダ不良箇所は再ハンダしました。
・オーバーホールを実施し、破損部品は新品へ更新しました。
・オーバーホール実施後、下記方針に基づきエリートモディファイを実施しました。
★カスタム方針★
1.あらゆる環境での使用に耐えうるプロ仕様エリートモディファイの実施
2.内部基板の劣化部品オーバーホールに伴うハイエンド化
3.精度の大幅向上によデジタル制御の完全同期変調を実現
4.パラメータ変更によるハイレベルなステージパフォーマンスの実現
5.ピッキングニュアンスに従順なサウンドクリエイトの実現
6.電源回路の強化による電流のクリーン化
1.あらゆる環境での使用に耐えうるプロ仕様エリートモディファイの実施
2.内部基板の劣化部品オーバーホールに伴うハイエンド化
3.精度の大幅向上によデジタル制御の完全同期変調を実現
4.パラメータ変更によるハイレベルなステージパフォーマンスの実現
5.ピッキングニュアンスに従順なサウンドクリエイトの実現
6.電源回路の強化による電流のクリーン化
★モディファイに伴う変更点★
1.オーバーホールの実施
各部詳細な検査を実施、不良箇所は交換、調整を行ないました。
ジャック等は接点の研磨を行ないました。
交換部品数、改良箇所、定数変更、合わせて変更箇所数十箇所におよぶ部品交換を実施しています。
生産年数を考慮して定数変更の実施を行なわない箇所も劣化部品は全て新品へ更新しました。
モディファイ前の段階で不具合が一切無い状態に戻した上で下記調整を行なっています。
2.全キャパシタの再選定とサウンドチューニング
オーバーホールをかねてコデンサーを一式更新致しました。
その際に全キャパシタを再選定しました。
初期状態の本機は小型低背ケミコンとフィルムコンデンサー中心の構成です。
ケミコンは温度補償無しで音色特性は悪く、しかも容量ヌケが発生していました。
イコライジング回路はKランクのフィルムコンデンサーで構成されていました。
パスコンは全てZランクのセラコンのため、やや硬質で温かみに欠けます。
そこで回路のリフレッシュも兼ねて大半のコンデンサーを変更しました。
機体スペースがとても狭く、サイズが限られるのでケミコンは時間をかけて選別しました。
精度の高いGランクの積層メタライズドや超低ESR型のハイグレードケミコンへ変更しています。
使用した積層コンデンサーはECQ-V中心の構成です。
キャパシタ再選定により、予め回路に期待されている性能を十分に発揮できるようになりました。
ECQ-Vの織り成すサスティンの艶やかさや、音の伸び、倍音の艶を帯びた煌きは秀逸です。
エッジの鋭さの中ではじける倍音成分は他に類をみません。
倍音の煌きが際立つサウンドメイクが可能です。
↓モディファイ実施前

↓エリートモディファイ実施後

3.各コントロールの精度向上と完全同期変調の実現
上記のとおりコンデンサーはGランクの高精度品をメインに使用しています。
加えて、コンデンサーはすべて同一ロットのものから選別して搭載しています。
ロットを揃え、特性を統一することで特性ムラのない理想的な波形が得られます。
各コントロールの精度は大幅に向上し、歪み系特有の音色のムラを改善しました。
「同じセッティングなのに日によって微妙に音が違う」ということもありません。
ロットが異なるコンデンサーの使用はステレオ機器ではご法度です。
というよりコンデンサーのロットを揃えないことには本当の意味でのステレオ再生は成立しません。
文字通り、16bitデジタル制御による完全同期変調を実現しています。
コントロールの精度をより高い水準で調整を可能とした精密制御を実現しています。

4.あらゆるステージパフォーマンスをクリアするプリブーストの調整
本モディファイはプロ仕様としてあらゆるパフォーマンスに耐えうる性能強化を目指しています。
本機の最大の難点は左右で増幅ムラが見受けられる点でした。
これではステレオで使用する際に様々なステージ環境の変化に合わせて細やかな調整ができません。
レンジの偏りは使用環境によって性能が100パーセント活かしきれなくなります。
左右のチャンネルの増幅バランスの均一化がとても重要です。
トーンの帯域調整だけでなくハイパス回路や各パスコンの定数まで細かく調整しました。
確実に定数通りの性能を発揮できるように回路を再構成しました。
レンジを大幅に向上し、とても使いやすいパワフルなサウンドへ生まれ変わりました。
ステージ環境に左右されないハイレベルなステージパフォーマンスを実現しています。

5.ピッキングニュアンスと原音に忠実なサウンドクリエイトの実現
自然なイコライジング感に加えて、ピッキングニュアンスへの追従性をもたせています。
現音をそのままに加工したピュアなエレキトーンが響きわたります。
当然ながら楽器本体のボリュームやトーンの反応性も向上しています。
指先のピッキングニュアンス自体がエフェクターのポットのように強弱に上手く反応します。
確実に定数通りの性能を発揮できるように構成しました。

6.電源回路の強化によるクリーン化
ACアダプター駆動のラックエフェクターはノイズが多い機種が多いです。
気持ちよく使いたいのに、大音量ではどうも耳障りが良くなくいところが残念なところです。
回路設計の変更により解消できるノイズですのでなるべく少なくする必要があります。
無駄なノイズが減ることで音そのものを効率よく加工することが可能になります。
またICの動作を滞りなく行なうためにも美しい電源の供給が必要となります。
電源回路は一般的な市販のエフェクターと同じく、汎用ケミコンが使用されています。
精度やノイズ特製に劣る汎用ケミコンは電流に「濁り」を生みます。
「濁り」は回路の流れのなかでノイズなどのトラブルの元となり、全体的な音質低下を招きます。
一般的にエフェクターのノイズは電源系の劣化、あるいは元のグレードの低さに起因するものが多いです。
よって電源回路は超低ESRケミコン+オーディオハイグレード+高周波対応ケミコンにて構成しています。
耐圧も当初は6.7~16Vと限界ギリギリのラインだったため、25V以上に向上しています。
この機体スペースでは最も美しい電気の流れと耐久性を発揮できる組合せで選定しています。
以上の電源のクリーン化により、動作をより安定させ、最大限の性能を引き出せる状態にしています。
ノイズが減ることで原音そのものを効率よく加工することが可能となります。
未MOD品と比較して非常にノイズレスなサウンドを実現しています。
また、電源環境が安定しないライブなどでのトラブルを未然に防ぎ、長く安定してご利用頂けます。
結果的によりストレスの少ないサウンド実現しています。

7.電源LEDの交換
パネル操作面に2か所あるLEDを高輝度化しました。
・エフェクトLEDは高輝度クリアスカイφ3mmに変更しました。
・ユーティリティーLEDは高輝度クリアリーフφ3mmに変更しました。

☆★商品説明★☆
はじめにヴィンテージデバイスにおいてオーバーホール品がいかに優れているか、という点を簡単に説明すると、
・分解時に劣化箇所を修正できるだけでなく、より良い性能を発揮できる改善策がとれる
・付随して、これから発生しうる故障の予防策をとることができる
・工場出荷時のコンデンサーの選定ミスを修正できる
・当時の劣化部品から性能の優れた部品へ新規換装することで音色、寿命あらゆる面で有利になる
・OH実施により音の密度が膨れ、トーン精度が新品同等、あるいはそれ以上にまで改善できる
などの優れた利点を多くもっています。
さらに加えてハイエンドモディファイを実施することにより
・換装部品を高いレベルで選定し、回路設計以上の出音性能を発揮させることができる
・耐圧や温度保障の強化で新品以上の長寿命化を確実に実現できる
・定数変更や回路や機能の増設により機能・利便性ともに大幅な改善が見込める
・生産当時はまだ開発されていなかった新規格の部品換装による基本性能の底上げが可能
といった一般的なオーバーホール以上の効果を確実に実現できます。
加えて本モディファイはプロ仕様としてエリートモディファイを実施しています。
あらゆるライブパフォーマンスやスタジオワーク、過酷な使用条件にも柔軟に対応します。
エフェクターをプロ仕様のハイレベル・ハイセンスな環境で使用したい方はぜひ御覧下さい。
ちなみにモディファイは一般的なオーバーホールとは大きく異なります。
劣化により50%に低下した性能を100%近くに戻すのがオーバーホールです。
MODは10で100%という定義を9で100%、あるいは12で100%と設計を変更しサウンド特性を変更します。
加えて機能の増設を行なうなど、根本的に初期状態とは異なる回路設計に仕上がります。
機体性能と回路設計に忠実な改善を行なうかどうかがオーバーホール品とMOD品の相違点です。
これらは合わせて実施することで飛躍的な性能改善が見込めます。
各部詳細な検査を実施、不良箇所は交換、調整を行ないました。
ジャック等は接点の研磨を行ないました。
交換部品数、改良箇所、定数変更、合わせて変更箇所数十箇所におよぶ部品交換を実施しています。
生産年数を考慮して定数変更の実施を行なわない箇所も劣化部品は全て新品へ更新しました。
モディファイ前の段階で不具合が一切無い状態に戻した上で下記調整を行なっています。
2.全キャパシタの再選定とサウンドチューニング
オーバーホールをかねてコデンサーを一式更新致しました。
その際に全キャパシタを再選定しました。
初期状態の本機は小型低背ケミコンとフィルムコンデンサー中心の構成です。
ケミコンは温度補償無しで音色特性は悪く、しかも容量ヌケが発生していました。
イコライジング回路はKランクのフィルムコンデンサーで構成されていました。
パスコンは全てZランクのセラコンのため、やや硬質で温かみに欠けます。
そこで回路のリフレッシュも兼ねて大半のコンデンサーを変更しました。
機体スペースがとても狭く、サイズが限られるのでケミコンは時間をかけて選別しました。
精度の高いGランクの積層メタライズドや超低ESR型のハイグレードケミコンへ変更しています。
使用した積層コンデンサーはECQ-V中心の構成です。
キャパシタ再選定により、予め回路に期待されている性能を十分に発揮できるようになりました。
ECQ-Vの織り成すサスティンの艶やかさや、音の伸び、倍音の艶を帯びた煌きは秀逸です。
エッジの鋭さの中ではじける倍音成分は他に類をみません。
倍音の煌きが際立つサウンドメイクが可能です。
↓モディファイ実施前

↓エリートモディファイ実施後

3.各コントロールの精度向上と完全同期変調の実現
上記のとおりコンデンサーはGランクの高精度品をメインに使用しています。
加えて、コンデンサーはすべて同一ロットのものから選別して搭載しています。
ロットを揃え、特性を統一することで特性ムラのない理想的な波形が得られます。
各コントロールの精度は大幅に向上し、歪み系特有の音色のムラを改善しました。
「同じセッティングなのに日によって微妙に音が違う」ということもありません。
ロットが異なるコンデンサーの使用はステレオ機器ではご法度です。
というよりコンデンサーのロットを揃えないことには本当の意味でのステレオ再生は成立しません。
文字通り、16bitデジタル制御による完全同期変調を実現しています。
コントロールの精度をより高い水準で調整を可能とした精密制御を実現しています。

4.あらゆるステージパフォーマンスをクリアするプリブーストの調整
本モディファイはプロ仕様としてあらゆるパフォーマンスに耐えうる性能強化を目指しています。
本機の最大の難点は左右で増幅ムラが見受けられる点でした。
これではステレオで使用する際に様々なステージ環境の変化に合わせて細やかな調整ができません。
レンジの偏りは使用環境によって性能が100パーセント活かしきれなくなります。
左右のチャンネルの増幅バランスの均一化がとても重要です。
トーンの帯域調整だけでなくハイパス回路や各パスコンの定数まで細かく調整しました。
確実に定数通りの性能を発揮できるように回路を再構成しました。
レンジを大幅に向上し、とても使いやすいパワフルなサウンドへ生まれ変わりました。
ステージ環境に左右されないハイレベルなステージパフォーマンスを実現しています。

5.ピッキングニュアンスと原音に忠実なサウンドクリエイトの実現
自然なイコライジング感に加えて、ピッキングニュアンスへの追従性をもたせています。
現音をそのままに加工したピュアなエレキトーンが響きわたります。
当然ながら楽器本体のボリュームやトーンの反応性も向上しています。
指先のピッキングニュアンス自体がエフェクターのポットのように強弱に上手く反応します。
確実に定数通りの性能を発揮できるように構成しました。

6.電源回路の強化によるクリーン化
ACアダプター駆動のラックエフェクターはノイズが多い機種が多いです。
気持ちよく使いたいのに、大音量ではどうも耳障りが良くなくいところが残念なところです。
回路設計の変更により解消できるノイズですのでなるべく少なくする必要があります。
無駄なノイズが減ることで音そのものを効率よく加工することが可能になります。
またICの動作を滞りなく行なうためにも美しい電源の供給が必要となります。
電源回路は一般的な市販のエフェクターと同じく、汎用ケミコンが使用されています。
精度やノイズ特製に劣る汎用ケミコンは電流に「濁り」を生みます。
「濁り」は回路の流れのなかでノイズなどのトラブルの元となり、全体的な音質低下を招きます。
一般的にエフェクターのノイズは電源系の劣化、あるいは元のグレードの低さに起因するものが多いです。
よって電源回路は超低ESRケミコン+オーディオハイグレード+高周波対応ケミコンにて構成しています。
耐圧も当初は6.7~16Vと限界ギリギリのラインだったため、25V以上に向上しています。
この機体スペースでは最も美しい電気の流れと耐久性を発揮できる組合せで選定しています。
以上の電源のクリーン化により、動作をより安定させ、最大限の性能を引き出せる状態にしています。
ノイズが減ることで原音そのものを効率よく加工することが可能となります。
未MOD品と比較して非常にノイズレスなサウンドを実現しています。
また、電源環境が安定しないライブなどでのトラブルを未然に防ぎ、長く安定してご利用頂けます。
結果的によりストレスの少ないサウンド実現しています。

7.電源LEDの交換
パネル操作面に2か所あるLEDを高輝度化しました。
・エフェクトLEDは高輝度クリアスカイφ3mmに変更しました。
・ユーティリティーLEDは高輝度クリアリーフφ3mmに変更しました。

☆★商品説明★☆
はじめにヴィンテージデバイスにおいてオーバーホール品がいかに優れているか、という点を簡単に説明すると、
・分解時に劣化箇所を修正できるだけでなく、より良い性能を発揮できる改善策がとれる
・付随して、これから発生しうる故障の予防策をとることができる
・工場出荷時のコンデンサーの選定ミスを修正できる
・当時の劣化部品から性能の優れた部品へ新規換装することで音色、寿命あらゆる面で有利になる
・OH実施により音の密度が膨れ、トーン精度が新品同等、あるいはそれ以上にまで改善できる
などの優れた利点を多くもっています。
さらに加えてハイエンドモディファイを実施することにより
・換装部品を高いレベルで選定し、回路設計以上の出音性能を発揮させることができる
・耐圧や温度保障の強化で新品以上の長寿命化を確実に実現できる
・定数変更や回路や機能の増設により機能・利便性ともに大幅な改善が見込める
・生産当時はまだ開発されていなかった新規格の部品換装による基本性能の底上げが可能
といった一般的なオーバーホール以上の効果を確実に実現できます。
加えて本モディファイはプロ仕様としてエリートモディファイを実施しています。
あらゆるライブパフォーマンスやスタジオワーク、過酷な使用条件にも柔軟に対応します。
エフェクターをプロ仕様のハイレベル・ハイセンスな環境で使用したい方はぜひ御覧下さい。
ちなみにモディファイは一般的なオーバーホールとは大きく異なります。
劣化により50%に低下した性能を100%近くに戻すのがオーバーホールです。
MODは10で100%という定義を9で100%、あるいは12で100%と設計を変更しサウンド特性を変更します。
加えて機能の増設を行なうなど、根本的に初期状態とは異なる回路設計に仕上がります。
機体性能と回路設計に忠実な改善を行なうかどうかがオーバーホール品とMOD品の相違点です。
これらは合わせて実施することで飛躍的な性能改善が見込めます。

ボスのハーフラックステレオプロセッサーよりSE-50をエリートモディファイしました。
SE-50は多彩なエッフェクト音を内蔵した高品位なマルチエフェクターです。
プロ向けに開発されたACアダプター駆動式のハーフラックタイプのエフェクターです。
2イン2アウトを搭載し、完全ステレオ方式を採用しています。
多彩な楽器の入力に対応し、ギターなどのモノラル機材をステレオ出力することも可能です。
28種類のステレオアルゴリズムを搭載し、幅広いサウンドメイクが可能です。
ディレイ、コーラスをはじめフランジャー、フェイザーなどあらゆるステレオサウンドを網羅します。
アルゴリズムは単体のみでなく2つ以上を接続した複合種のアルゴリズムもセッティング可能です。
とりわけ空間系や残響系の評価がとても高く、単体でもエフェクターとして成立するレベルです。
現在でも本機を残響系エフェクト専用としてメインで使用するキーボードプレーヤーも多いです。
本機はマルチとしては珍しくオーバーロードインジケーターを搭載しています。
歪みの少ない最適なポイントが視覚的にもわかりやすいセッティングが行えます。
ライト機能等のメモリーも搭載し、お気に入りのサウンドは保存して使用することができます。
リモートジャックにフットスイッチを接続すると足元でエフェクトの切り替えが可能です。
クセのないサウンドと容易な操作性、多彩なサウンドメイクとプロユースな1台です。
今回は本機をより高い水準での使用を可能とするエリートモディファイを実施しました。

エリートモディファイについての詳しい説明は上記記載事項をご確認下さい。
優秀な回路設計を活かしたまま限界以上の機体性能を引き出せる調整を実施しています。
イコライジング精度と全体的な音色特性の向上、帯域の均一化と本機に死角はありません。
サウンドの倍音成分の煌きはいっそう増し、サスティンに加わる艶やかさは秀逸です。
それでいて楽器本来のうまみをスポイルすることは一切ありません。
電源強化による環境に左右されない安定感もあり、ライブでの使用の際も安心です。
コンデンサーの同一ロット選別による完全同期変調を実現しています。
2台の同一アンプを左右に配置した際のクリア・サウンドは圧巻です。
研ぎ澄まされた透明感と臨場感溢れるな響きの織り成す美しいハーモニーをお楽しみ下さい。
技術向上に、楽しいひと時に、衝動的に弾きたくなったとき、そんな時にお供としていただければ幸いです。
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Yahoo!オークション 電子楽器逆行進化論
BOSS STEREO EFFECTS PROCESSER SE-50 U-Clean ELITE MOD EF111
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2012年02月06日
BOSS GRAPHIC EQUALIZER GE-21 - Pure Tone ELITE MODIFY -

☆★商品情報★☆
■ブランド BOSS(ボス)
■商 品 名 GRAPHIC EQUALIZER PRO
■品 番 GE-21
■状 態 Pure Tone ELITE MODIFY(オリジナルエリートモディファイ品)
★主な仕様★
・電源:AC IN12V (ACアダプター駆動専用)
・消費電流:480mA
・外形寸法:W218×D227×H44(mm)
・イコライジングボリューム:22/31.5/45/63/90/125/180/250/355/500/710/1k/1.4K/2K/2.8K/4K/5.6K/8K/11K/16K/22K/LEVEL
・可変範囲:±15db
・トータル・レベル:±15db
・パワースイッチ、EQイン/アウトスイッチ、レベルスイッチ
・インプット、アウトプット、EQリモート(フットスイッチ)
・インジケーター:パワー、EQイン/アウト、オーバーロード

★メンテナンス概要★
・ケースを分解し、外部、内部、基盤を洗浄清掃しました。
・ハンダ不良箇所は再ハンダしました。
・オーバーホールを実施し、破損部品は新品へ更新しました。
・オーバーホール実施後、下記方針に基づきエリートモディファイを実施しました。
・電源:AC IN12V (ACアダプター駆動専用)
・消費電流:480mA
・外形寸法:W218×D227×H44(mm)
・イコライジングボリューム:22/31.5/45/63/90/125/180/250/355/500/710/1k/1.4K/2K/2.8K/4K/5.6K/8K/11K/16K/22K/LEVEL
・可変範囲:±15db
・トータル・レベル:±15db
・パワースイッチ、EQイン/アウトスイッチ、レベルスイッチ
・インプット、アウトプット、EQリモート(フットスイッチ)
・インジケーター:パワー、EQイン/アウト、オーバーロード

★メンテナンス概要★
・ケースを分解し、外部、内部、基盤を洗浄清掃しました。
・ハンダ不良箇所は再ハンダしました。
・オーバーホールを実施し、破損部品は新品へ更新しました。
・オーバーホール実施後、下記方針に基づきエリートモディファイを実施しました。
★カスタム方針★
1.あらゆる環境での使用に耐えうるプロ仕様エリートモディファイの実施
2.内部基板の劣化部品オーバーホールに伴うハイエンド化
3.精度の大幅向上による確実な周波数帯域のブースト・カットの実現
4.パラメータ変更によるハイレベルなステージパフォーマンスの実現
5.ピッキングニュアンスに従順なサウンドクリエイトの実現
6.電源回路の強化による電流のクリーン化
1.あらゆる環境での使用に耐えうるプロ仕様エリートモディファイの実施
2.内部基板の劣化部品オーバーホールに伴うハイエンド化
3.精度の大幅向上による確実な周波数帯域のブースト・カットの実現
4.パラメータ変更によるハイレベルなステージパフォーマンスの実現
5.ピッキングニュアンスに従順なサウンドクリエイトの実現
6.電源回路の強化による電流のクリーン化
★モディファイに伴う変更点★
1.オーバーホールの実施
各部詳細な検査を実施、不良箇所は交換、調整を行ないました。
ジャック等は接点の研磨を行ないました。
交換部品数、改良箇所、定数変更、合わせて変更箇所数十箇所におよぶ部品交換を実施しています。
生産年数を考慮して定数変更の実施を行なわない箇所も劣化部品は全て新品へ更新しました。
モディファイ前の段階で不具合が一切無い状態に戻した上で下記調整を行なっています。
2.全キャパシタの再選定とサウンドチューニング
オーバーホールをかねてコデンサーを一式更新致しました。
その際に全キャパシタを再選定しました。
初期状態の本機は小型低背ケミコンとフィルムコンデンサー中心の構成です。
ケミコンは温度補償無しで音色特性は悪く、しかも容量ヌケが発生していました。
イコライジング回路はKランクのフィルムコンデンサーで構成されていました。
高周波回路もポリエステルフィルムで構成されているためやや煌びやかに欠けます。
そこで回路のリフレッシュも兼ねてコンデンサーはひとつ残らず全て変更しました。
機体スペースがとても狭く、サイズが限られるのでケミコンは時間をかけて選別しました。
精度の高いGランクの積層メタライズドや超低ESR型のハイグレードケミコンへ変更しています。
使用した積層コンデンサーはECQ-V中心の構成です。
その他ECQ-B、ECQ-M、MMTなどを採用しました。
キャパシタ再選定により、予め回路に期待されている性能を十分に発揮できるようになりました。
ECQ-Vの織り成すサスティンの艶やかさや、音の伸び、倍音の艶を帯びた煌きは秀逸です。
各コントロールの精度も向上し、ムラもなくなりました。
「同じセッティングなのに日によって音が違う」ということもありません。
エッジの鋭さの中ではじける倍音成分は他に類をみません。
コントロールの精度の低さが全く感じられない確実な周波数調整を実現しています。
↓モディファイ実施前

↓エリートモディファイ実施

3.各コントロールの精度向上
上記のとおりコンデンサーはJ~Gランクの高精度品をメインに使用しています。
加えて、コンデンサーはすべて同一ロットのものから選別して搭載しています。
ロットを揃え、特性を統一することで特性ムラのない理想的な波形が得られます。
各コントロールの精度は大幅に向上し、歪み系特有の音色のムラを改善しました。
「同じセッティングなのに日によって微妙に音が違う」ということもありません。
当然ながらギター本体のボリュームやトーンの反応性も向上しています。
コントロールの精度をより高い水準で調整を可能とした精密制御を実現しています。
純粋に各周波数帯域を増幅するだけでなく、倍音の煌きが際立つサウンドメイクが可能です。
また、歪ませて使用する際は3.2K~6.4Kの微調整、とりわけカットの性能強化が必須となります。
高周波回路は確実に不要な周波帯域をカットできる精度の高さを実現しました。
低域~中域にかけてのイコライジングがよりパワー感あふれるサウンドメイクが可能となりました。
エレキでもアコギのようなサウドやチェロのように唸る凄まじい音圧も容易に作成できます。
また、カットする際も良く効くため、バンドの中で耳障りな高音域の微調整も容易にできます。

4.あらゆるステージパフォーマンスをクリアするパラメータの調整
本モディファイはプロ仕様としてあらゆるパフォーマンスに耐えうる性能強化を目指しています。
本機の最大の難点は帯域により増幅ムラが見受けられる点でした。
初期状態の出音はフラットでありながらややミッドレンジ寄りです。
これでは様々なステージ環境の変化に合わせて細やかな調整ができません。
トーンレンジの偏りは使用環境によって性能が100パーセント活かしきれなくなります。
セッティングよって他の帯域のレスポンスが失われないサウンドに改善する必要があります。
21全ての帯域の増幅バランスの均一化がとても重要です。
トーンの帯域調整だけでなくハイパス回路や各パスコンの定数まで細かく調整しました。
特に数ピコの定数調整はエフェクターやアンプの音色を決定付ける最重要の調整事項です。
確実に定数通りの性能を発揮できるように回路を再構成しました。
トーンレンジを大幅に向上し、とても使いやすいパワフルなサウンドへ生まれ変わりました。
生まれ変わった21バンドコントロールによって、環境に合わせた細やかな微調整が可能です。
ステージ環境に左右されないハイレベルなステージパフォーマンスを実現しています。

5.ピッキングニュアンスと原音に忠実なサウンドクリエイトの実現
自然なイコライジング感に加えて、ピッキングニュアンスへの追従性をもたせています。
現音をそのままに加工したピュアなエレキトーンが響きわたります。
クリーントーンにもドライブサウンドにもマッチするナチュラルなイコライジングが可能です。
エフェクターというよりは、もはやアンプの一部のようにサウンドメイクができます。
当然ながら楽器本体のボリュームやトーンの反応性も向上しています。
指先のピッキングニュアンス自体がエフェクターのポットのように強弱に上手く反応します。
確実に定数通りの性能を発揮できるように構成しました。

6.電源回路の強化によるクリーン化
ACアダプター駆動のラックエフェクターはノイズが多い機種が多いです。
気持ちよく使いたいのに、大音量ではどうも耳障りが良くなくいところが残念なところです。
回路設計の変更により解消できるノイズですのでなるべく少なくする必要があります。
無駄なノイズが減ることで音そのものを効率よく加工することが可能になります。
またICの動作を滞りなく行なうためにも美しい電源の供給が必要となります。
電源回路は一般的な市販のエフェクターと同じく、汎用ケミコンが使用されています。
精度やノイズ特製に劣る汎用ケミコンは電流に「濁り」を生みます。
「濁り」は回路の流れのなかでノイズなどのトラブルの元となり、全体的な音質低下を招きます。
一般的にエフェクターのノイズは電源系の劣化、あるいは元のグレードの低さに起因するものが多いです。
よって電源回路は小スペースに最適なハイグレード品の超低ESR品種にて構成しています。
耐圧も当初は6.7~16Vと限界ギリギリのラインだったため、25V以上に向上しています。
この機体スペースでは最も美しい電気の流れと耐久性を発揮できる組合せで選定しています。
以上の電源のクリーン化により、動作をより安定させ、最大限の性能を引き出せる状態にしています。
ノイズが減ることで原音そのものを効率よく加工することが可能となります。
未MOD品と比較して非常にノイズレスなサウンドを実現しています。
また、電源環境が安定しないライブなどでのトラブルを未然に防ぎ、長く安定してご利用頂けます。
結果的によりストレスの少ないサウンド実現しています。


6.電源LEDの交換
全部で3か所あるLEDを全て高輝度化しました。
・パワーLEDは高輝度クリアリーフφ3mmに変更しました。
・EQイン/アウトLEDは高輝度クリアスカイφ3mmに変更しました。
・オーバーロードLEDは高輝度クリアスカイφ3mmに変更しました。

☆★商品説明★☆
サウンドは未MOD品と比較しても確実に新品を超越したサウンドに仕上げています。
はじめに中古バイスにおいてオーバーホール品がいかに優れているか、という点を簡単に説明すると、
・分解時に劣化箇所を修正できるだけでなく、より良い性能を発揮できる改善策がとれる
・付随して、これから発生しうる故障の予防策をとることができる
・工場出荷時のコンデンサーの選定ミスを修正できる
・当時の劣化部品から性能の優れた部品へ新規換装することで音色、寿命あらゆる面で有利になる
・OH実施により音の密度が膨れ、トーン精度が新品同等、あるいはそれ以上にまで改善できる
などの優れた利点を多くもっています。
さらに加えてハイエンドモディファイを実施することにより
・換装部品を高いレベルで選定し、回路設計以上の出音性能を発揮させることができる
・耐圧や温度保障の強化で新品以上の長寿命化を確実に実現できる
・定数変更や回路や機能の増設により機能・利便性ともに大幅な改善が見込める
・生産当時はまだ開発されていなかった新規格の部品換装による基本性能の底上げが可能
といった一般的なオーバーホール以上の効果を確実に実現できます。
加えて本モディファイはプロ仕様としてエリートモディファイを実施しています。
あらゆるライブパフォーマンスやスタジオワーク、過酷な使用条件にも柔軟に対応します。
エフェクターをプロ仕様のハイレベル・ハイセンスな環境で使用したい方はぜひ御覧下さい。
ちなみにモディファイは一般的なオーバーホールとは大きく異なります。
劣化により50%に低下した性能を100%近くに戻すのがオーバーホールです。
MODは10で100%という定義を9で100%、あるいは12で100%と設計を変更しサウンド特性を変更します。
加えて機能の増設を行なうなど、根本的に初期状態とは異なる回路設計に仕上がります。
機体性能と回路設計に忠実な改善を行なうかどうかがオーバーホール品とMOD品の相違点です。
これらは合わせて実施することで飛躍的な性能改善が見込めます。

ボスのハーフラックエフェクターよりGE-21をエリートモディファイしました。
GE-21は21バンドイコライジングボリュームを搭載したグラフィックイコライザーです。
プロ向けに開発されたACアダプター駆動式のハーフラックサイズのエフェクターです。
21のコントロールは1/2オクターブごとに設定されています。
22Hzの超低音域から22kHzの超高音域まで幅広く、かつ細やかな調整が可能です。
トータルレベルコントロールも搭載し、バイパス時との音量補正も容易に可能です。
帯域可変、音量増幅ともに±15dbの範囲で調整が可能です。
また、イコライザーとしては珍しくオーバーロードインジケーターを搭載しています。
歪みの少ない最適なポイントが視覚的にもわかりやすいセッティングが行えます。
リモートジャックにフットスイッチを接続すると足元でエフェクトの切り替えが可能です。
クセのないサウンドと容易な操作性、多彩なサウンドメイクとプロユースな1台です。
今回は本機をより高い水準での使用を可能とするエリートモディファイを実施しました。
エリートモディファイについての詳しい説明は上記記載事項をご確認下さい。
優秀な回路設計を活かしたまま限界以上の機体性能を引き出せる調整を実施しています。
イコライジング精度と全体的な音色特性の向上、帯域の均一化と本機に死角はありません。
サウンドの倍音成分の煌きはいっそう増し、サスティンに加わる艶やかさは秀逸です。
それでいて楽器本来のうまみをスポイルすることは一切ありません。
オールラウンドな性能は接続する楽器を選ばず、クリーンにも歪ませたサウンドにもマッチします。
電源強化による環境に左右されない安定感もあり、ライブでの使用の際も安心です。
温かかなピュアトーンと壮麗なクリアサウンドが融合した美しい響きは聞き手も弾き手も魅了します。
研ぎ澄まされた透明感と精密な操作性、優れた耐久性を備えるプロ仕様モディファイをお楽しみ下さい。
技術向上に、楽しいひと時に、衝動的に弾きたくなったとき、そんな時にお供としていただければ幸いです。
∞∞∞下記をクリックで外部販売サイトへジャンプします∞∞∞
Yahoo!オークション 電子楽器逆行進化論
BOSS GRAPHIC EQUALIZER GE-21 Pure Tone ELITE MODIFY EF107
各部詳細な検査を実施、不良箇所は交換、調整を行ないました。
ジャック等は接点の研磨を行ないました。
交換部品数、改良箇所、定数変更、合わせて変更箇所数十箇所におよぶ部品交換を実施しています。
生産年数を考慮して定数変更の実施を行なわない箇所も劣化部品は全て新品へ更新しました。
モディファイ前の段階で不具合が一切無い状態に戻した上で下記調整を行なっています。
2.全キャパシタの再選定とサウンドチューニング
オーバーホールをかねてコデンサーを一式更新致しました。
その際に全キャパシタを再選定しました。
初期状態の本機は小型低背ケミコンとフィルムコンデンサー中心の構成です。
ケミコンは温度補償無しで音色特性は悪く、しかも容量ヌケが発生していました。
イコライジング回路はKランクのフィルムコンデンサーで構成されていました。
高周波回路もポリエステルフィルムで構成されているためやや煌びやかに欠けます。
そこで回路のリフレッシュも兼ねてコンデンサーはひとつ残らず全て変更しました。
機体スペースがとても狭く、サイズが限られるのでケミコンは時間をかけて選別しました。
精度の高いGランクの積層メタライズドや超低ESR型のハイグレードケミコンへ変更しています。
使用した積層コンデンサーはECQ-V中心の構成です。
その他ECQ-B、ECQ-M、MMTなどを採用しました。
キャパシタ再選定により、予め回路に期待されている性能を十分に発揮できるようになりました。
ECQ-Vの織り成すサスティンの艶やかさや、音の伸び、倍音の艶を帯びた煌きは秀逸です。
各コントロールの精度も向上し、ムラもなくなりました。
「同じセッティングなのに日によって音が違う」ということもありません。
エッジの鋭さの中ではじける倍音成分は他に類をみません。
コントロールの精度の低さが全く感じられない確実な周波数調整を実現しています。
↓モディファイ実施前

↓エリートモディファイ実施

3.各コントロールの精度向上
上記のとおりコンデンサーはJ~Gランクの高精度品をメインに使用しています。
加えて、コンデンサーはすべて同一ロットのものから選別して搭載しています。
ロットを揃え、特性を統一することで特性ムラのない理想的な波形が得られます。
各コントロールの精度は大幅に向上し、歪み系特有の音色のムラを改善しました。
「同じセッティングなのに日によって微妙に音が違う」ということもありません。
当然ながらギター本体のボリュームやトーンの反応性も向上しています。
コントロールの精度をより高い水準で調整を可能とした精密制御を実現しています。
純粋に各周波数帯域を増幅するだけでなく、倍音の煌きが際立つサウンドメイクが可能です。
また、歪ませて使用する際は3.2K~6.4Kの微調整、とりわけカットの性能強化が必須となります。
高周波回路は確実に不要な周波帯域をカットできる精度の高さを実現しました。
低域~中域にかけてのイコライジングがよりパワー感あふれるサウンドメイクが可能となりました。
エレキでもアコギのようなサウドやチェロのように唸る凄まじい音圧も容易に作成できます。
また、カットする際も良く効くため、バンドの中で耳障りな高音域の微調整も容易にできます。

4.あらゆるステージパフォーマンスをクリアするパラメータの調整
本モディファイはプロ仕様としてあらゆるパフォーマンスに耐えうる性能強化を目指しています。
本機の最大の難点は帯域により増幅ムラが見受けられる点でした。
初期状態の出音はフラットでありながらややミッドレンジ寄りです。
これでは様々なステージ環境の変化に合わせて細やかな調整ができません。
トーンレンジの偏りは使用環境によって性能が100パーセント活かしきれなくなります。
セッティングよって他の帯域のレスポンスが失われないサウンドに改善する必要があります。
21全ての帯域の増幅バランスの均一化がとても重要です。
トーンの帯域調整だけでなくハイパス回路や各パスコンの定数まで細かく調整しました。
特に数ピコの定数調整はエフェクターやアンプの音色を決定付ける最重要の調整事項です。
確実に定数通りの性能を発揮できるように回路を再構成しました。
トーンレンジを大幅に向上し、とても使いやすいパワフルなサウンドへ生まれ変わりました。
生まれ変わった21バンドコントロールによって、環境に合わせた細やかな微調整が可能です。
ステージ環境に左右されないハイレベルなステージパフォーマンスを実現しています。

5.ピッキングニュアンスと原音に忠実なサウンドクリエイトの実現
自然なイコライジング感に加えて、ピッキングニュアンスへの追従性をもたせています。
現音をそのままに加工したピュアなエレキトーンが響きわたります。
クリーントーンにもドライブサウンドにもマッチするナチュラルなイコライジングが可能です。
エフェクターというよりは、もはやアンプの一部のようにサウンドメイクができます。
当然ながら楽器本体のボリュームやトーンの反応性も向上しています。
指先のピッキングニュアンス自体がエフェクターのポットのように強弱に上手く反応します。
確実に定数通りの性能を発揮できるように構成しました。

6.電源回路の強化によるクリーン化
ACアダプター駆動のラックエフェクターはノイズが多い機種が多いです。
気持ちよく使いたいのに、大音量ではどうも耳障りが良くなくいところが残念なところです。
回路設計の変更により解消できるノイズですのでなるべく少なくする必要があります。
無駄なノイズが減ることで音そのものを効率よく加工することが可能になります。
またICの動作を滞りなく行なうためにも美しい電源の供給が必要となります。
電源回路は一般的な市販のエフェクターと同じく、汎用ケミコンが使用されています。
精度やノイズ特製に劣る汎用ケミコンは電流に「濁り」を生みます。
「濁り」は回路の流れのなかでノイズなどのトラブルの元となり、全体的な音質低下を招きます。
一般的にエフェクターのノイズは電源系の劣化、あるいは元のグレードの低さに起因するものが多いです。
よって電源回路は小スペースに最適なハイグレード品の超低ESR品種にて構成しています。
耐圧も当初は6.7~16Vと限界ギリギリのラインだったため、25V以上に向上しています。
この機体スペースでは最も美しい電気の流れと耐久性を発揮できる組合せで選定しています。
以上の電源のクリーン化により、動作をより安定させ、最大限の性能を引き出せる状態にしています。
ノイズが減ることで原音そのものを効率よく加工することが可能となります。
未MOD品と比較して非常にノイズレスなサウンドを実現しています。
また、電源環境が安定しないライブなどでのトラブルを未然に防ぎ、長く安定してご利用頂けます。
結果的によりストレスの少ないサウンド実現しています。


6.電源LEDの交換
全部で3か所あるLEDを全て高輝度化しました。
・パワーLEDは高輝度クリアリーフφ3mmに変更しました。
・EQイン/アウトLEDは高輝度クリアスカイφ3mmに変更しました。
・オーバーロードLEDは高輝度クリアスカイφ3mmに変更しました。

☆★商品説明★☆
サウンドは未MOD品と比較しても確実に新品を超越したサウンドに仕上げています。
はじめに中古バイスにおいてオーバーホール品がいかに優れているか、という点を簡単に説明すると、
・分解時に劣化箇所を修正できるだけでなく、より良い性能を発揮できる改善策がとれる
・付随して、これから発生しうる故障の予防策をとることができる
・工場出荷時のコンデンサーの選定ミスを修正できる
・当時の劣化部品から性能の優れた部品へ新規換装することで音色、寿命あらゆる面で有利になる
・OH実施により音の密度が膨れ、トーン精度が新品同等、あるいはそれ以上にまで改善できる
などの優れた利点を多くもっています。
さらに加えてハイエンドモディファイを実施することにより
・換装部品を高いレベルで選定し、回路設計以上の出音性能を発揮させることができる
・耐圧や温度保障の強化で新品以上の長寿命化を確実に実現できる
・定数変更や回路や機能の増設により機能・利便性ともに大幅な改善が見込める
・生産当時はまだ開発されていなかった新規格の部品換装による基本性能の底上げが可能
といった一般的なオーバーホール以上の効果を確実に実現できます。
加えて本モディファイはプロ仕様としてエリートモディファイを実施しています。
あらゆるライブパフォーマンスやスタジオワーク、過酷な使用条件にも柔軟に対応します。
エフェクターをプロ仕様のハイレベル・ハイセンスな環境で使用したい方はぜひ御覧下さい。
ちなみにモディファイは一般的なオーバーホールとは大きく異なります。
劣化により50%に低下した性能を100%近くに戻すのがオーバーホールです。
MODは10で100%という定義を9で100%、あるいは12で100%と設計を変更しサウンド特性を変更します。
加えて機能の増設を行なうなど、根本的に初期状態とは異なる回路設計に仕上がります。
機体性能と回路設計に忠実な改善を行なうかどうかがオーバーホール品とMOD品の相違点です。
これらは合わせて実施することで飛躍的な性能改善が見込めます。

ボスのハーフラックエフェクターよりGE-21をエリートモディファイしました。
GE-21は21バンドイコライジングボリュームを搭載したグラフィックイコライザーです。
プロ向けに開発されたACアダプター駆動式のハーフラックサイズのエフェクターです。
21のコントロールは1/2オクターブごとに設定されています。
22Hzの超低音域から22kHzの超高音域まで幅広く、かつ細やかな調整が可能です。
トータルレベルコントロールも搭載し、バイパス時との音量補正も容易に可能です。
帯域可変、音量増幅ともに±15dbの範囲で調整が可能です。
また、イコライザーとしては珍しくオーバーロードインジケーターを搭載しています。
歪みの少ない最適なポイントが視覚的にもわかりやすいセッティングが行えます。
リモートジャックにフットスイッチを接続すると足元でエフェクトの切り替えが可能です。
クセのないサウンドと容易な操作性、多彩なサウンドメイクとプロユースな1台です。
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イコライジング精度と全体的な音色特性の向上、帯域の均一化と本機に死角はありません。
サウンドの倍音成分の煌きはいっそう増し、サスティンに加わる艶やかさは秀逸です。
それでいて楽器本来のうまみをスポイルすることは一切ありません。
オールラウンドな性能は接続する楽器を選ばず、クリーンにも歪ませたサウンドにもマッチします。
電源強化による環境に左右されない安定感もあり、ライブでの使用の際も安心です。
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BOSS GRAPHIC EQUALIZER GE-21 Pure Tone ELITE MODIFY EF107
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2012年01月09日
Providence The Great Deceiver PHASER - Ultra Clean MOD -

☆★商品情報★☆
■ブランド Providence
■シリーズ The GREAT DECEIVER EFFECT SERIES
■商 品 名 PHASER(フェイザー)
■品 番 DP-401
■状 態 Ultra Clean MOD(オリジナルハイエンドモディファイ品)
★主な仕様★
・電源:DC IN 9V(センターマイナス、バッテリー/アダプター)
・SPEED、 MODULATION(増設)
・True Bypass(トゥルーバイパス)
★メンテナンス概要★
・シャーシを分解し、外部、内部、基盤、接点を洗浄清掃しました。
・ハンダ不良箇所は再ハンダしました。
・オーバーホールを実施し、破損部品は新品へ更新しました。
★カスタム方針★
1.内部基板の初期欠陥改善オーバーホールに伴うハイエンド化
2.元機種のニュアンスを保ったままでの音質の大幅向上の実現
3.各コントロール精度の向上とピッキングニュアンスの従順化
4.モジュレーションコントロールの増設
5.電源回路の強化に伴うエフェクトのクリーン化
★モディファイに伴う変更点★
1.オーバーホールの実施
各部詳細な検査を実施、不良箇所は交換、調整を行ないました。
ジャック等は接点の研磨を行ないました。
交換部品数、改良箇所、定数変更、合わせて変更箇所数十箇所におよぶ部品交換を実施しています。
生産年数を考慮して定数変更の実施を行なわない箇所も劣化部品は全て新品へ更新しました。
モディファイ前の段階で不具合が一切無い状態に戻した上で下記調整を行なっています。
2.全キャパシタの再選定による原音に忠実な音質向上の実現
コデンサーを一式更新する際に全キャパシタを再選定しました。
初期状態の本機は小型電解アルミ+Zランク積層セラミック中心の構成です。
部分的にJランクながらECQ-Vがマウントされています。
価格帯以上の構成ですが、まだまだ改善の余地があります。
よりハイファイなサウンドに昇華させるには全体的なキャパシタの更新が必要です。
機体スペースがかなり広いので、キャパシタは大型のものも含めて選別しました。
初期搭載の小型電解アルミキャパはコンデンサーの中でも特に音色特性が最悪です。
なるべくインピーダンスが低く音色特性の良いものを選定しなおす必要があります。
精度の高いJランク以上のメタライズド系や音色特性の良いオーディオグレードへ変更しています。
今回メインで使用したキャパシタはMKTです。
部分的にGランクのECQ-PとGランク級Jランク品のMMTを採用しています。
電源回路を含む47μ以上は全て超低ESRの高周波対応低Zケミコンを採用しました。
その他のケミコンはオーディオハイグレード品を採用しています。
サウンドニュアンスをよりクリアで芯のあるモジュレーションに改善しています。
特にピッキング後の余韻のニュアンスに艶が加味され大きな広がりを見せます。
高音域に余韻が生まれ、倍音成分の煌めきが得られます。
↓モディファイ実施前

↓ハイエンドモディファイ実施後

3.精度の向上とピッキングニュアンスの従順化
コンデンサーはすべて同一ロットのものから選別して搭載しています。
各コントロールの精度も大幅に向上し、中古機特有の音色のムラもなくなりました。
「同じセッティングなのに日によって微妙に音が違う」ということもありません。
ピッキングレスポンスにも極めて従順です。
指先のピッキングニュアンス自体がエフェクターのポットのように強弱に上手く反応します。
きつめにかけて積極的に使用する際もストレス無くご利用頂けます。
揺れ系特有の「薄さ」がまったく感じられない音の芯の詰まったサウンドをクリエイトします。
よりホットでハートフルな出音へ昇華しています。
アナログ特有の温かみを保ったまま、サウンドは超高精度クリアサウンドを実現しています。
4.モジュレーションコントロールの増設
本機のコントロールはSUPEEDノブ1つのみのシンプルな構成です。
ヴィンテージライクでサウンドメイクがしやすい分、細かい調整が効かないのも事実です。
音質の変更ができるだけでもサウンドメイクの幅は大きく広がります。
今回はSPEEDノブの左側にMODULATIONコントロールを増設しました。
このコントロールの調整でフェイザーのモジュレーションを調整します。
DEPTHコントロールとは異なり、右一杯の状態で効果が深くなるわけではありません。
ポットの位置によって音質が変則的に変化します。
以下、つまみの位置は0を7時、10を5時として効果を記載します。
7時~12時はSoft Modulationです。
フェイザー効果はとても浅く、隠し味的に使用するのに最適です。
効果は浅くてもサウンドと特性は太いので、クリーンバッキングにも最適です。
12~3時はHard Modulationです。
深くうねるフェイザー効果を発揮します。
ジェットサウンドを狙う場合はこのポジションで使用します。
12時から徐々に深くなり、3時のポジションでは最も深いうねりが得られます。
この位置では下記の5時の位置よりも深く、本機で最も強いジェットサウンドです。
3~5時はOriginal Modulationです。
DP-401の初期サウンドと同じフェイザーサウンドが得られます。
3時から徐々に浅くなり、5時のポジションでDP-401本来のサウンドです。
従来通りのフェイザー効果を求める場合に最適です。

5.IC変更と電源回路の強化に伴うクリーン化
本機はオペアンプを数個使用していますが、いずれもJ-FET入力の省エネICです。
フェイザーはアナログ回路としては電池の消費がやや激しいエフェクターの一つです。
本機のICはサウンドニュアンスよりも消費電力を少しでも減らす構成です。
そのため、エフェクトON時はややノイズ成分が混ざるエフェクト音です。
サウンドの底上げをするには数種を高精度低雑音品種に変更する必要があります。
部分的にバーブラウン製の高精度品種から選定し直しました。
エフェクトON時の全体的なノイズを改善しサウンド特性を強化しています。
また、消費電力の高いエフェクターで最も重要なのは電気系統のトラブルを防止することです。
揺れ系の消費電力や部品消耗の度合いは歪みエフェクターよりもはるかに高いです。
消費量が多い分、長期的に使用していけば必ずトラブルが発生するものです。
エフェクターはもっとも電源からノイズを拾いやすい特徴があります。
回路設計の変更により解消できるノイズですのでなるべく少なくする必要があります。
無駄なノイズが減ることでギターの音そのものを効率よく加工することが可能になります。
またICの動作を滞りなく行なうためにも美しい電源の供給が必要となります。
一般的に市販のエフェクターの電源回路の場合、汎用ケミコンが使用されています。
精度やノイズ特製に劣る汎用ケミコンは電流に「濁り」を生みます。
「濁り」は回路の流れのなかでトラブルの元となり、全体的な音質低下を招きます。
電源回路はスペースを最大限に利用して超低ESRの高周波対応ケミコンにて構成しています。
100μFクラス以上でもフィルムコンデンサーとほぼ同等の周波数特性を有しています。
耐圧も当初は6.7Vと限界ギリギリのラインだったため、入力の3倍程度まで向上しています。
この機体スペースでは最も美しい電気の流れと耐久性を発揮できる最強トルクを誇る組合せです。
電源のクリーン化により、ICの動作を安定させ、最大限の性能を引き出せる状態にしています。
通常は安定しない屋外使用時でもより美しいモジュレーションを発揮できるようになりました。
電源環境が安定しないライブなどでのトラブルを未然に防ぎ、長く安定してご利用頂けます。

5.電源LEDの交換
電源LEDを広角高輝度LEDクリアスカイφ5mmに変更しました。

☆★商品説明★☆
サウンドは未MOD品と比較しても確実に新品を超越したサウンドに仕上げています。
はじめに中古機材においてオーバーホール品がいかに優れているか、という点を簡単に説明すると、
・分解時に劣化箇所を修正できるだけでなく、より良い性能を発揮できる改善策がとれる
・付随して、これから発生しうる故障の予防策をとることができる
・工場出荷時のコンデンサーの選定ミスを修正できる
・当時の劣化部品から性能の優れた部品へ新規換装することで音色、寿命あらゆる面で有利になる
・OH実施により音の密度が膨れ、トーン精度が新品同等、あるいはそれ以上にまで改善できる
などの優れた利点を多くもっています。
さらに加えてハイエンドモディファイを実施することにより
・換装部品を高いレベルで選定し、回路設計以上の出音性能を発揮させることができる
・耐圧や温度保障の強化で新品以上の長寿命化を確実に実現できる
・定数変更や回路や機能の増設により機能・利便性ともに大幅な改善が見込める
・生産当時はまだ開発されていなかった新規格の部品換装による基本性能の底上げが可能
といった一般的なオーバーホール以上の効果を確実に実現できます。
エフェクターを高水準な環境で使用したい方はぜひ御覧下さい。
ちなみにモディファイは一般的なオーバーホールとは大きく異なります。
劣化により50%に低下した性能を100%近くに戻すのがオーバーホールです。
MODは10で100%という定義を9で100%、あるいは12で100%と設計を変更しサウンド特性を変更します。
加えて機能の増設を行なうなど、根本的に初期状態とは異なる回路設計に仕上がります。
機体性能と回路設計に忠実な改善を行なうかどうかがオーバーホール品とMOD品の相違点です。
これらは合わせて実施することで飛躍的な性能改善が見込めます。

プロヴィデンスのThe Great DeceiverシリーズよりフェイザーDP-401をモディファイしました。
DP-401は「空気感」を重視したフェイザーです。
コントロールは速度調整のSPEEDのみと大変シンプルな構成です。
しかしながらモジュレーションの帯域幅が広く、独創的なサウンドを作り出します。
スピードを早くするとトレモロ的なサウンドエフェクトも得られます。
特に低音域でのフェイジングに特徴があり、音痩せとは無縁な骨太な音質です。
歪み系との相性が良く、力強いジェットサウンドを得ることができます。
エフェクトの切り替えもプロヴィデンスでは標準のトゥルーバイパス式を採用しています。
シンプルな構成がらも死角の無いサウンドはプロヴィデンスならではです。
今回はよりクリーンなサウンド傾向への昇華を念頭においたモディファイを実施しました。
モディファイについての詳しい説明は上記記載事項をご確認下さい。
独自の回路設計を活かしたまま、さらに音色特性の大幅な向上を狙っています。
サウンド傾をよりクリアでハイファイなアナログサウンドへ昇華しています。
モジュレーションコントロールも増設し好みに合わせた細やかなサウンドメイクも可能です。
アダプター使用時のノイズも解消し、サウンドだけでなく使い勝手の良さも抜群です。
暖かくも太いジェットサウンドと壮麗なクリアトーンが融合した美しい響きをお楽しみ下さい。
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Providence The Great Deceiver PHASER Ultra Clean MOD EF106
・電源:DC IN 9V(センターマイナス、バッテリー/アダプター)
・SPEED、 MODULATION(増設)
・True Bypass(トゥルーバイパス)
★メンテナンス概要★
・シャーシを分解し、外部、内部、基盤、接点を洗浄清掃しました。
・ハンダ不良箇所は再ハンダしました。
・オーバーホールを実施し、破損部品は新品へ更新しました。
★カスタム方針★
1.内部基板の初期欠陥改善オーバーホールに伴うハイエンド化
2.元機種のニュアンスを保ったままでの音質の大幅向上の実現
3.各コントロール精度の向上とピッキングニュアンスの従順化
4.モジュレーションコントロールの増設
5.電源回路の強化に伴うエフェクトのクリーン化
★モディファイに伴う変更点★
1.オーバーホールの実施
各部詳細な検査を実施、不良箇所は交換、調整を行ないました。
ジャック等は接点の研磨を行ないました。
交換部品数、改良箇所、定数変更、合わせて変更箇所数十箇所におよぶ部品交換を実施しています。
生産年数を考慮して定数変更の実施を行なわない箇所も劣化部品は全て新品へ更新しました。
モディファイ前の段階で不具合が一切無い状態に戻した上で下記調整を行なっています。
2.全キャパシタの再選定による原音に忠実な音質向上の実現
コデンサーを一式更新する際に全キャパシタを再選定しました。
初期状態の本機は小型電解アルミ+Zランク積層セラミック中心の構成です。
部分的にJランクながらECQ-Vがマウントされています。
価格帯以上の構成ですが、まだまだ改善の余地があります。
よりハイファイなサウンドに昇華させるには全体的なキャパシタの更新が必要です。
機体スペースがかなり広いので、キャパシタは大型のものも含めて選別しました。
初期搭載の小型電解アルミキャパはコンデンサーの中でも特に音色特性が最悪です。
なるべくインピーダンスが低く音色特性の良いものを選定しなおす必要があります。
精度の高いJランク以上のメタライズド系や音色特性の良いオーディオグレードへ変更しています。
今回メインで使用したキャパシタはMKTです。
部分的にGランクのECQ-PとGランク級Jランク品のMMTを採用しています。
電源回路を含む47μ以上は全て超低ESRの高周波対応低Zケミコンを採用しました。
その他のケミコンはオーディオハイグレード品を採用しています。
サウンドニュアンスをよりクリアで芯のあるモジュレーションに改善しています。
特にピッキング後の余韻のニュアンスに艶が加味され大きな広がりを見せます。
高音域に余韻が生まれ、倍音成分の煌めきが得られます。
↓モディファイ実施前

↓ハイエンドモディファイ実施後

3.精度の向上とピッキングニュアンスの従順化
コンデンサーはすべて同一ロットのものから選別して搭載しています。
各コントロールの精度も大幅に向上し、中古機特有の音色のムラもなくなりました。
「同じセッティングなのに日によって微妙に音が違う」ということもありません。
ピッキングレスポンスにも極めて従順です。
指先のピッキングニュアンス自体がエフェクターのポットのように強弱に上手く反応します。
きつめにかけて積極的に使用する際もストレス無くご利用頂けます。
揺れ系特有の「薄さ」がまったく感じられない音の芯の詰まったサウンドをクリエイトします。
よりホットでハートフルな出音へ昇華しています。
アナログ特有の温かみを保ったまま、サウンドは超高精度クリアサウンドを実現しています。
4.モジュレーションコントロールの増設
本機のコントロールはSUPEEDノブ1つのみのシンプルな構成です。
ヴィンテージライクでサウンドメイクがしやすい分、細かい調整が効かないのも事実です。
音質の変更ができるだけでもサウンドメイクの幅は大きく広がります。
今回はSPEEDノブの左側にMODULATIONコントロールを増設しました。
このコントロールの調整でフェイザーのモジュレーションを調整します。
DEPTHコントロールとは異なり、右一杯の状態で効果が深くなるわけではありません。
ポットの位置によって音質が変則的に変化します。
以下、つまみの位置は0を7時、10を5時として効果を記載します。
7時~12時はSoft Modulationです。
フェイザー効果はとても浅く、隠し味的に使用するのに最適です。
効果は浅くてもサウンドと特性は太いので、クリーンバッキングにも最適です。
12~3時はHard Modulationです。
深くうねるフェイザー効果を発揮します。
ジェットサウンドを狙う場合はこのポジションで使用します。
12時から徐々に深くなり、3時のポジションでは最も深いうねりが得られます。
この位置では下記の5時の位置よりも深く、本機で最も強いジェットサウンドです。
3~5時はOriginal Modulationです。
DP-401の初期サウンドと同じフェイザーサウンドが得られます。
3時から徐々に浅くなり、5時のポジションでDP-401本来のサウンドです。
従来通りのフェイザー効果を求める場合に最適です。

5.IC変更と電源回路の強化に伴うクリーン化
本機はオペアンプを数個使用していますが、いずれもJ-FET入力の省エネICです。
フェイザーはアナログ回路としては電池の消費がやや激しいエフェクターの一つです。
本機のICはサウンドニュアンスよりも消費電力を少しでも減らす構成です。
そのため、エフェクトON時はややノイズ成分が混ざるエフェクト音です。
サウンドの底上げをするには数種を高精度低雑音品種に変更する必要があります。
部分的にバーブラウン製の高精度品種から選定し直しました。
エフェクトON時の全体的なノイズを改善しサウンド特性を強化しています。
また、消費電力の高いエフェクターで最も重要なのは電気系統のトラブルを防止することです。
揺れ系の消費電力や部品消耗の度合いは歪みエフェクターよりもはるかに高いです。
消費量が多い分、長期的に使用していけば必ずトラブルが発生するものです。
エフェクターはもっとも電源からノイズを拾いやすい特徴があります。
回路設計の変更により解消できるノイズですのでなるべく少なくする必要があります。
無駄なノイズが減ることでギターの音そのものを効率よく加工することが可能になります。
またICの動作を滞りなく行なうためにも美しい電源の供給が必要となります。
一般的に市販のエフェクターの電源回路の場合、汎用ケミコンが使用されています。
精度やノイズ特製に劣る汎用ケミコンは電流に「濁り」を生みます。
「濁り」は回路の流れのなかでトラブルの元となり、全体的な音質低下を招きます。
電源回路はスペースを最大限に利用して超低ESRの高周波対応ケミコンにて構成しています。
100μFクラス以上でもフィルムコンデンサーとほぼ同等の周波数特性を有しています。
耐圧も当初は6.7Vと限界ギリギリのラインだったため、入力の3倍程度まで向上しています。
この機体スペースでは最も美しい電気の流れと耐久性を発揮できる最強トルクを誇る組合せです。
電源のクリーン化により、ICの動作を安定させ、最大限の性能を引き出せる状態にしています。
通常は安定しない屋外使用時でもより美しいモジュレーションを発揮できるようになりました。
電源環境が安定しないライブなどでのトラブルを未然に防ぎ、長く安定してご利用頂けます。

5.電源LEDの交換
電源LEDを広角高輝度LEDクリアスカイφ5mmに変更しました。

☆★商品説明★☆
サウンドは未MOD品と比較しても確実に新品を超越したサウンドに仕上げています。
はじめに中古機材においてオーバーホール品がいかに優れているか、という点を簡単に説明すると、
・分解時に劣化箇所を修正できるだけでなく、より良い性能を発揮できる改善策がとれる
・付随して、これから発生しうる故障の予防策をとることができる
・工場出荷時のコンデンサーの選定ミスを修正できる
・当時の劣化部品から性能の優れた部品へ新規換装することで音色、寿命あらゆる面で有利になる
・OH実施により音の密度が膨れ、トーン精度が新品同等、あるいはそれ以上にまで改善できる
などの優れた利点を多くもっています。
さらに加えてハイエンドモディファイを実施することにより
・換装部品を高いレベルで選定し、回路設計以上の出音性能を発揮させることができる
・耐圧や温度保障の強化で新品以上の長寿命化を確実に実現できる
・定数変更や回路や機能の増設により機能・利便性ともに大幅な改善が見込める
・生産当時はまだ開発されていなかった新規格の部品換装による基本性能の底上げが可能
といった一般的なオーバーホール以上の効果を確実に実現できます。
エフェクターを高水準な環境で使用したい方はぜひ御覧下さい。
ちなみにモディファイは一般的なオーバーホールとは大きく異なります。
劣化により50%に低下した性能を100%近くに戻すのがオーバーホールです。
MODは10で100%という定義を9で100%、あるいは12で100%と設計を変更しサウンド特性を変更します。
加えて機能の増設を行なうなど、根本的に初期状態とは異なる回路設計に仕上がります。
機体性能と回路設計に忠実な改善を行なうかどうかがオーバーホール品とMOD品の相違点です。
これらは合わせて実施することで飛躍的な性能改善が見込めます。

プロヴィデンスのThe Great DeceiverシリーズよりフェイザーDP-401をモディファイしました。
DP-401は「空気感」を重視したフェイザーです。
コントロールは速度調整のSPEEDのみと大変シンプルな構成です。
しかしながらモジュレーションの帯域幅が広く、独創的なサウンドを作り出します。
スピードを早くするとトレモロ的なサウンドエフェクトも得られます。
特に低音域でのフェイジングに特徴があり、音痩せとは無縁な骨太な音質です。
歪み系との相性が良く、力強いジェットサウンドを得ることができます。
エフェクトの切り替えもプロヴィデンスでは標準のトゥルーバイパス式を採用しています。
シンプルな構成がらも死角の無いサウンドはプロヴィデンスならではです。
今回はよりクリーンなサウンド傾向への昇華を念頭においたモディファイを実施しました。
モディファイについての詳しい説明は上記記載事項をご確認下さい。
独自の回路設計を活かしたまま、さらに音色特性の大幅な向上を狙っています。
サウンド傾をよりクリアでハイファイなアナログサウンドへ昇華しています。
モジュレーションコントロールも増設し好みに合わせた細やかなサウンドメイクも可能です。
アダプター使用時のノイズも解消し、サウンドだけでなく使い勝手の良さも抜群です。
暖かくも太いジェットサウンドと壮麗なクリアトーンが融合した美しい響きをお楽しみ下さい。
技術向上に、楽しいひと時に、衝動的に弾きたくなったとき、そんな時にお供としていただければ幸いです。
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